○動脈硬化

・本来はしなやかで弾力性のある動脈壁が硬くなった状態です。初期には症状がなく、進行すると血液の流れが悪くなり動脈の流域に臓器に影響が現れます。

・動脈硬化の危険因子

動脈硬化はいろいろな誘因が加わって発症、進行します。この誘因を危険因子と呼び、危険因子を数多く持っている人ほど、動脈硬化の発症、進行が早まります。

特に高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、糖尿病は進行を早めるものとして3大危険因子と呼ばれています。

以上の3大危険因子と高尿酸血症は一般的に「生活習慣病」と」呼ばれています。

改善可能な因子はできるだけ早く発見してじょうずにコントロールしましょう。

danmen.gif*あなたへの一言

女性ホルモンには血中の総コレステロール値を抑える作用があり、女性は閉経まで男性より若い血管を保つことができます。しかし更年期以降、女性ホルモンが不足してくると、コレステロール値が高くなり、動脈硬化を起しやすくなります。積極的に予防・対策を!